☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-11-02
 
【平成18年11月1日(水)】
【午前】9時31分、東京・富ケ谷の私邸発。50分、自民党本部着。51分、総裁室。河野太郎自民党神奈川県連会長、亀井善太郎代議士。55分、中川秀直自民党幹事長 加わる。10時5分、中川昭一自民党政調会長。27分、自民党本部発。31分、官邸着。33分、岡崎久彦元駐タイ大使。44分、特別応接室。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル インタビュー開始。

【午後】12時15分、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル インタビュー終了。22分、鈴木政二官房副長官。54分、松岡利勝農水相。1時48分、官邸発。54分、東京・隼町のグランドアーク半蔵門着。全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭 参列、挨拶、献花。2時37分、グランドアーク半蔵門発。42分、官邸着。3時32分、谷内正太郎外務事務次官、河野雅治外務省総合外交政策局長。4時13分、大田弘子経済財政担当相。根本匠総理補佐官、坂篤郎官房副長官補ら 同席。5時12分、報道各社インタビュー。21分、塩崎恭久官房長官。坂官房副長官補 同席。6時11分、大会議室。14分、キクウェテ・タンザニア大統領との首脳会談開始。7時、キクウェテ・タンザニア大統領との首脳会談終了。4分、小ホール。昭恵総理夫人とともにキクウェテ・タンザニア大統領夫妻との夕食会。8時36分、キクウェテ・タンザニア大統領夫妻との夕食会終了。37分、キクウェテ・タンザニア大統領夫妻らと記念撮影。41分、官邸発。54分、私邸着。


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「政府主催タウンミーティングで、『 ヤ ラ セ 』質問があった ?!」

先月31日の衆議院教育基本法特別委員会で、高橋千鶴子委員(共産)が青森県教育委員会作成の教育基本法に賛成する趣旨での質問を地元教育関係者に依頼した証拠文書を手に爆弾質問 !!

ところが、事前に理事会に証拠文書等を提出していなかったなどの理由から政府側は答弁せず。

この件での証拠文書等の取扱いは今日(11月1日)の理事会協議に持ち越した結果、石井郁子委員(共産)が、再度、政府側に『 ヤ ラ セ 』疑惑を糾した。

事の発端は、9月2日に小坂憲次文科相(当時)らが、参加して青森県八戸市で開催された「教育改革タウンミーティング イン 八戸」でのこと。

青森県教育庁教育政策課と各地方教育事務所が、地元中学校長宛に8月30日と9月1日に2通の要請文書をFAX送信。

1通(8月30日付)は、『 タウンミーティングの質問のお願い 』として、3つの質問案を提示、この中で「 当日に(2)の質問をお願いします 」などと強制 ?!

因みに(2)の質問とは、『 時代に対応すべく、教育の根本となる教育基本法は見直すべきだと思います !! 』などの教育基本法改正【 大 賛 成 】の内容。

また、9月1日付文書では、『 内閣府から以下のとおり発言の仕方について注意があった ( 中 略 ) [1] できるだけ趣旨を踏まえて自分の言葉(せりふの棒読みは避けて下さい) [2] 「お願いされて」とか「依頼されて」と言わないで下さい(あくまで自分の意見を言っている、という感じで)』などと事細かな指示と諸注意。

これじゃ、民放の低俗『 ヤ ラ セ 』番組よりもヒドイ茶番ミーティング。

これに対して、「活発な意見を促すきっかけを作る目的で参考となる資料を提供することもある ?!」と土肥原洋 内閣府総括審議官、答弁に立ち苦しい弁明。

「(同様の『ヤラセ』質問が他にもあったか)調査をして報告する !!」と塩崎内閣官房長官も結局、これを認めた。

日本共産党にお願いする、国会質疑でも事前の「質問取り」は、当たり前、つまりは両者馴れ合いの『 ヤ ラ セ 』質問だ !!

『 ヤ ラ セ 』質問疑惑を委員会質疑で取り上げると、事前に理事会にかけての『 ヤ ラ セ 』質問にしてネ ?!

こんなことで、委員会審議が止まる方が、国民としては『 ヤ ラ セ な い 』、いや『 ヤ ル セ な い ?! 』

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