☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-11-19
 
【平成18年11月18日(土)】 〈 外遊日程詳報 〉
(11月18日=現地時間)


【午前】宿泊先 ホテル・ニッコー・ハノイ。大宇ホテルで胡錦濤・中国国家主席と会談。ヒルトン・ハノイ・オペラ・ホテルでハワード豪首相と会談。

【午後】ブッシュ米大統領、盧武鉉・韓国大統領と会談。国際会議場にてAPEC首脳会議。APECビジネス諮問委員会(ABAC)との対話。盧武鉉・韓国大統領と会談。プーチン露大統領と会談。ベトナム政府主催 歓迎夕食会。ホテル・ニッコー・ハノイ 宿泊。


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アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のためベトナム・ハノイ滞在中の総理、就任後初となる日米首脳会談に臨む。

会談予定場所のホテルに20分も早く到着した総理にブッシュ大統領も時間を繰り上げ、「サシ」での対談に応じた。

冒頭、「日本経済にもよい影響があるだろう ?!」と大リーグ ボストン・レッドソックスが、西武ライオンズ 松坂大輔投手との独占交渉権を約60億円で落札したことを話題にするブッシュ大統領。

「松坂投手がテキサス・レンジャーズに行くのでなくて残念でしたね !!」とテキサス・レンジャーズ元オーナーにユーモアで返す安倍総理。

小泉前総理時代からの「日米蜜月」継続、首脳会談は和気藹々ムード、日米同盟の更なる強化や北朝鮮問題を中心に協議。米側から総理の早期訪米を招請された。

1対1の首脳会談後、麻生外相やライス国務長官を交えて昼食会となり、約90分間にわたる会談は終了。

「非常によい対話ができた、総理の知性を称賛したい。彼のスタイルは心地がよく、共通の利益のため協力できるとの自信を得た !!」と会談後、安倍総理をヨイショしまくりのブッシュ米大統領。

日米首脳会談終了直前に、総理からブッシュ大統領に意外なプレゼント ?!

昭和32年(1952)、総理の祖父 岸信介元総理が現職総理として、訪米時、アイゼンハワー大統領(当時)とゴルフをした際の記念写真をパネルにしてプレゼント。

パネル写真には、ブッシュ米大統領の祖父 プレスコット・ブッシュ元上院議員も一緒に写っており、これには大統領も大喜び。

『 岸・佐藤・安倍 』という華麗なる政界名門血脈を武器に、文化・芸能分野での共通趣味を通じて、日米蜜月新時代を築いた小泉前総理との対比をさり気なく強調する安倍総理。

【 売 り 家 と 唐 様 で 書 く 三 代 目 】という言葉を思い出してしまったのは、筆者だけか・・・・・。

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