☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-12-22
 
【平成18年12月21日(木)】
【午前】9時27分、公邸発。28分、官邸着。33分、教育再生会議 開始。11時1分、教育再生会議 終了。31分、官邸発。39分、皇居着。天皇・皇后両陛下と昼食。

【午後】1時38分、皇居発。46分、官邸着。54分、中川秀直自民党幹事長。2時12分、高市早苗沖縄・北方担当相。21分、二田孝治 自民党広報本部長、片山さつき広報局長。30分、評論家 竹村健一氏。3時2分、小ホール。「野口英世アフリカ賞」に関する有識者会議 出席、挨拶。27分、塩崎恭久官房長官。32分、阿部知之駐トルコ大使、宮村智駐ケニア大使ら中東・アフリカ大使会議 出席者。4時7分、丹羽雄哉自民党総務会長。19分、三谷秀史内閣情報官、椋木功防衛庁情報本部長。27分、大古和雄防衛庁防衛政策局長 加わる。5時50分、小池百合子総理補佐官。6時13分、山谷えり子総理補佐官。53分、報道各社インタビュー。10分、官邸発。22分、東京・西麻布の霞会館着。秘書官、官邸スタッフと食事。9時8分、霞会館発。19分、公邸着。


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「後で(塩崎恭久官房)長官が発表する。(本間正明 政府税制調査会長とは)電話で話した、後で長官が発表します !!」と繰り返し、足早に公邸を出発する安倍総理。

「今朝、安倍総理に電話で『 一 身 上 』の都合で辞任したいという強い申し出があり、受け入れた。」と午前の定例記者会見にて本間正明 政府税制調査会長(大阪大学大学院教授)の辞任を発表する塩崎内閣官房長官。

当初、財務省サイドは、『増税オンリー』の石前政府税調会長(中央大学特任教授)の続投を考えていたのだが、官邸・政治主導を知らしめたい安倍総理自らが、石氏を更迭、本間氏に政府税調会長を要請。

僅か1ヶ月半での辞任となるだけに、今後の政権運営に支障は必至。

内閣記者会からは、矢継ぎ早の質問、「辞任の具体的な理由は ?」に集中、『 イ ン テ リ 長 官 』には、いつも泣かされている記者連中の逆襲か。

塩崎官房長官、「今回は本人の『 一 身 上 』の都合なので、総理の任命責任の問題ではない !!」と苦しい弁明、あとは何を聞かれても『 一 身 上 』、『 一 身 上 』、『 一 身 上 ・・・ 』のオンパレード ?!

「あまり遅くなるのは相応しくない。」と早期に後任の政府税調会長の人選を進めると言明、神野直彦 政府税調会長代理(東大大学院教授)らの名が後任会長候補に挙がっている。

夕方、官邸でのブラ下がりインタビューに総理、「税への高い見識と知識を生かしてほしいと思ったが、本人が『 一 身 上 』の理由でどうしても辞めたいということだったので、やむを得ないと判断した ?!」

今度は、何を聞かれても『 やむを得ないと判断した 』の文言を計11回も繰り返し、あくまでも本間氏からの『 一 身 上 』の自発的な辞任、自らの任命責任には、触れぬ総理。

総理、『 心 情 』はお察し致しますが、「 自らの保身を図る『 一 信 条 』の理由で、『 やむを得ないと判断した ?! 』 」と『 真 情 』を吐露した方が、よろしいのでは・・・・・。

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