☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2007-01-14
 
【平成19年1月13日(土)】 〈 外遊日程詳報 〉
(1月12日=現地時間)


【午後】パリ市内 ロワイヤル・モンソー・ホテル。昭恵総理夫人とともにユネスコ本部勤務 日本人職員と懇談。フランス大統領府でシラク仏大統領と首脳会談。ワーキングディナー。ロワイヤル・モンソー・ホテル着、宿泊。


(1月13日=現地時間)


【午前】宿泊先 ロワイヤル・モンソー・ホテル。コンコルド・ラファイエット・ホテルで内外記者会見。ロワイヤル・モンソー・ホテルで仏社会党大統領候補のロワイヤル氏と会談。日本大使公邸で仏国民運動連合党首で内相 サルコジ氏と会談。

【午後】在仏有識者との昼食会。政府専用機にてパリ近郊 オルリ空港発。


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「幅広い課題に目的と責任を共有する『戦略的パートナー』である欧州諸国との連携を一層強化することができた !!」欧州歴訪最後の地、パリにて内外記者会見、成果を強調する安部総理。

対中武器禁輸措置問題では、安全保障上の理由を挙げる日本に対して、EU(欧州連合)各国は、中国の天安門事件をはじめとする人権問題が大きな理由だ。

北朝鮮問題にしても然り、ヨーロッパと極東アジアという地政学的理由が大きいが、利害関係にも大きな隔たりが感じられた。

祖父譲りの親米傾向が強い総理が、訪米より先に敢えて、ヨーロッパ訪問を決断したことは、欧州地域を重要視する日本外交を強調したことは事実だが、成果は今後の継続的な外交活動にかかっている。

北朝鮮問題や対中武器禁輸について、大方、当たり障りのない『 理解を示した ?! 』表現でなく、総理、せっかくヨーロッパまで行ったんなら、白熱した議論の『 応 酬 』を見せてほしかったのだが・・・・・。

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