☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2007-04-13
 
【平成19年4月12日(木)】
【午前】9時27分、公邸発。28分、官邸着。46分、官邸発。48分、国会着。49分、衆議院本会議場。10時4分、温家宝・中国首相 国会演説。46分、衆議院本会議場 退出。48分、国会発。50分、官邸着。11時31分、キーティング米太平洋軍司令官 表敬。西宮伸一外務省北米局長 同席。56分、岡本行夫元総理補佐官。

【午後】1時54分、大田弘子経済財政担当相。塩崎恭久官房長官 同席。2時30分、官邸発。36分、東京・麻布台の外務省飯倉公館着。41分、日中ハイレベル経済対話 開始。3時13分、日中ハイレベル経済対話 終了。19分、外務省飯倉公館発。24分、官邸着。26分、的場順三官房副長官。3時47分、政治評論家 三宅久之氏。4時1分、根本匠総理補佐官。22分、坂篤郎官房副長官補。5時、藤井秀人 財務省事務次官、津田広喜主計局長、石井道遠主税局長。49分、報道各社インタビュー。55分、官邸発。6時7分、東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂着。温首相訪日歓迎レセプションに昭恵総理夫人と出席、挨拶。50分、グランドプリンスホテル赤坂発。6時57分、東京都新宿区若葉のフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」着。タレント 片岡鶴太郎氏、野中ともよ前三洋電機会長ら「午年の会」メンバーと会食。7時55分、「オテル・ドゥ・ミクニ」発。8時5分、東京・隼町の国立劇場着。「中国無形文化遺産の夕べ」 鑑賞。9時5分、国立劇場発。12分、公邸着。


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『 風は吹けども、山は動かず 』

「(日中)両国人民の友好の土台は決して動揺することはない。」と強調、演説を結んだ温家宝・中国首相。

中国首相として初めて衆議院本会議場で35分間、演説した温首相。

「幅広い話題について積極的な発言があって大変に良かった !!」(塩崎内閣官房長官)

「これで氷は完全に解けただろう。」(中川自民党幹事長)

政府・与党幹部からは、温演説を大きく評価、一層の両国関係の改善に期待を寄せた。

しかし、35分間にわたる名演説のなか、「日本は戦後平和発展の道を選び、世界の主要な経済大国と重要な影響力を持つ国際社会の一員となりました。中国人民は日本人民が引き続きこの平和発展の道を歩んでいくことを支持します・・・。」との段落を温家宝・中国首相が読み落とす。

この段落表現は、事前に日本外務省が、「(歴史認識や台湾問題について)表現を弱められないか」と打診したイワクつき部分。

「拍手の合間で原稿を読み始めるところを間違えた単純なミスだ。」と中国政府から釈明があったのだが・・・・・。

国会演説終了後、公明党の最大支持団体 創価学会の池田大作名誉会長と会談。

「(温)閣下、光栄です。うれしいです。政治家でなくて庶民の王者と会ってくださって。」と池田名誉会長、固く温首相と握手。

「国会演説は歴史的で平和友好の大宣言、不滅の名演説だ。氷を溶かす旅は大成功だった。」と今回の訪日を大いに評価する池田大作創価学会名誉会長。

「ここ数年来の外国訪問の中で、今回の訪日は最も困難な訪問であり、また必要な訪問だったと実感している !!」と応じた温家宝・中国首相。

『 慈 航 創 新 路  和 諧 結 良 縁 』(慈悲をもって新しい航路を開く。調和をもって良縁を結ぶ)との自筆の書を池田名誉会長に贈呈、終始和やかな会談だった。

安倍総理の靖国参拝に反対する公明党 最大支持母体のカリスマ指導者と会談することで安倍総理に無言の圧力をかけたかった中国側と日中国交回復以前より積極的に友好関係を築いてきた創価学会がより一層の日中関係改善へのP.Rをしたかったとの両者の思惑の一致から生まれた温-池田会談。

『 慈 航 創 新 路  和 諧 結 良 縁 』って、東シナ海の日本領海に中国潜水艦航路新設と日中中間線付近の日本側ガス田を自国(中国)の採掘井戸と結んでしまうことですか ?

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