☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2007-05-31
 
【平成19年5月30日(水)】
【午前】9時5分、公邸発。6分、官邸着。33分、尾身幸次財務相。57分、中川昭一、鴨下一郎 自民党正副政調会長、斉藤鉄夫 公明党政調会長、福島豊 政調会長代理。10時33分、ジャーナリスト 嶌信彦氏。11時9分、世耕弘成総理補佐官 加わる。20分、鈴木政二官房副長官。

【午後】12時7分、鈴木官房副長官。50分、鈴木官房副長官。2時53分、官邸発。55分、国会着。56分、参議院第1委員会室。3時、党首討論開始。3時46分、党首討論 終了。48分、国会発。50分、官邸着。54分、石原慎太郎東京都知事。4時39分、官邸発。5時9分、羽田空港着。ご訪欧から帰国された天皇、皇后両陛下を河野洋平、扇千景衆参両議院議長らと出迎え。59分、羽田空港発。6時21分、官邸着。33分、報道各社インタビュー。41分、官邸発。47分、東京・虎ノ門のホテルオークラ別館着。宴会場「ケンジントンテラス」で勝俣恒久東京電力社長らと会食。9時4分、ホテルオークラ別館発。9分、公邸着。


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静かな読経の中、涙声で安倍総理弔辞を代読する安倍昭恵内閣総理大臣夫人、熊本県阿蘇市浄信寺で執り行われた故松岡利勝農林水産大臣密葬。

会場には、以前所属した派閥(江藤・亀井派)の江藤隆美元自民党代議士や亀井静香代議士はじめ潮谷義子熊本県知事、県選出国会議員などの政界関係者、経済・農林関係団体幹部や地元後援会者など多数参列。

「総理は密葬出席に強い意向を持っていたが、民主党の理解が得られず断念せざるを得なくなった !!」

定例記者会見で民主党の対応を批判する塩崎内閣官房長官、現在は同派閥の伊吹文明文部科学相も国会日程がやり繰りつかず、密葬参列断念。

「行政に遅滞があってはならない !!」と天皇・皇后両陛下がご帰国される今月30日までに後任農水相を選任すると語っていた安倍総理、トーンダウン ?!

亡くなった松岡利勝農水相の後任が難航、農水省O.Bで、農林水産行政に明るい若林正俊環境相を農水相臨時代理に充てたものの、サミット主要テーマの環境所管大臣は「 困った !! 誰にする ?! 」状態。

また、複雑な交渉となる世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉の仕組み、内容を正確に理解しているのは、自民党農水族の中でもごく一部。

ましてや、参院選 1人区の趨勢が勝負の分かれ目になると見られていることを考慮すると、地方の最大集票団体でもある農協や農民の反発を抑えつつ、交渉展開できる力量を問われる難しい役目となる。

最期まで、総理が故松岡農水相を擁護した理由も任命責任云々だけでなく、アトの農水族で「次期、大臣やります !!」と故松岡氏ほどの豪腕で実力、行動力を併せ持ち、名乗り出る人がいないことも事実だったからだ。

「農政について知識を持った方でなければならない。その観点からよく検討したい。今週中には決めたい !!」

現職大臣自殺、年金問題に支持率急落と政権に逆風の中、清新さや世論受けする意外性など一発逆転人事で、参院決戦に臨みたい総理、今回は論功行賞や仲良し人事とはいかず困惑。

心境は、『 五 里 【 喪 中 】 』か ?!

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