2007-09-03
【平成19年9月2日(日)】
【午前・午後】東京都渋谷区富ケ谷の私邸。終日、来客なし。
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『 農水大臣だけはなりたくなかった ?! 』
「最後まで残ったポストが私に割り振られた。正直、参ったな、と思った。このポストだけは来ないほうがよかったと思ったくらいで・・・・・。」
記者会見でホンネ、心情吐露した遠藤武彦農水相。
地元(衆議院山形2区)では、「大臣になれないセンセイ」と言われていただけに喜びよりも大きな驚きが広がった『サプライズ人事』
山形県議を経て、衆院当選6回ながら農水副大臣は経験したものの、大臣経験はゼロ。
自らも地元の農業共済組合長を務め、支持団体も大半が農協系という農林族議員だが、選挙区では毎回、民主党の近藤洋介代議士(比例東北ブロック)との厳しい選挙戦を演じる遠藤農水相。
その遠藤農水相が組合長を務める山形県米沢市の「置賜農業共済組合」が、補助金不正受給、不正発覚後も未だに返金していないことが判明。
「3年前に不正受給の指摘を受けたが(返還など)指示は受けていない。(山形)県や国からの指示に従う。組合長は辞任の手続きを取るが、(農水相を)お受けした以上、全力をつくす !!」と緊急会見した遠藤大臣、農水相辞任は明確に否定。
「辞任に値する話、今後の遠藤大臣の対応と、安倍総理がどう任命責任を果たすかを見て、動きがない場合、国会で農相の辞任を求める !!」と鳩山由紀夫民主党幹事長、参院にて農水相の問責決議案提出を検討。
「まだ詳細に私も(遠藤農水相から)説明を聞いていない。質問があれば分かりやすく、きちんと説明をしなければならない !!」
安倍総理は慎重な言い回しにて、世論や永田町の『 空気を読み取る ?! 』のに必死。
ホント、遠藤大臣曰く、『 農水大臣だけはなりたくなかった ?! 』
この人、「反省します !!」って、アタマ丸めても説得力ないし、やはり辞任しか道はないカモ ?!