☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2007-09-16
 
【平成19年9月15日(土)】
【午前・午後】東京都新宿区信濃町の慶応義塾大学医学部付属病院に入院加療中。


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【 政治家 誤 録 & 異 見 ・ 斜 説 ・ 快 説 】

「正直にいって私にないものをお持ちだ。一緒にやればうまくいくんじゃないかな、なんていうようなことも。ユニークというんじゃないが、私には考えつかないようなことを発想できる方。まさにこれからの21世紀的な人物だ !!」
(福田康夫元内閣官房長官)

「(自分が)キャラが非常に立ちすぎているのにくらべ、(福田元官房長官は)あまりそうじゃないんじゃないかなと。小泉内閣で総理をバランス感覚よく支えておられたが、私はあれほど辛抱はよくないなと拝見した記憶がある !!」
(麻生太郎自民党幹事長)

自民党総裁選スタート、23日の投開票に向け激戦か(?)と書きたいところだが、誰が見ても永田町の「数の論理」復活で、地方票に期待をかけるも勝負あったの感。

「政治家になりたくてなった方ではないという印象、私の反対側にいる人 !!」と40歳まで石油会社サラリーマンだった福田氏を逆に本命候補お得意の皮肉で人物表現する麻生氏。

麻生幹事長は、ご存知の通り、福岡の財閥の長男に生まれ、代々政治家輩出、ワンマン宰相の外孫で高祖父は明治の元勲 大久保利通候。

「生まれはいいが、育ちは悪い ?!」と本人曰くの通り、ベランベェ調のサービス精神豊富過ぎ、時に脱線、失言はこれまた庶民生活のK.Yがためか、されどマンガ好きにしてアキバでは人気者。

今回、周囲は大変、出馬に慎重だった。

「オレが出なきゃ、昔の三角大福派閥政治に戻るじゃネェか !!」

方やサラリーマン時代に培った慎重かつ冷静分析そして、処世術。プラス父の総理秘書官として垣間見、自らも後継として足を踏み入れた政界の狡猾、非情さなどを学んできた皮肉屋、シニカリスト。

緻密な計算と冷静な情勢判断から出馬決意の巨象に、ひとり立ち向かうは、風車に突入するドン・キホーテ。

唯のマンガ好き「お坊ちゃま」でなく、夏目漱石「坊ちゃん」同様に向こう見ず、ユニークな無鉄砲さが永田町だけでなく日本の閉塞感を打ち破ることを切に願う。

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