☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2008-05-07
 
【平成20年5月6日(火・振替休日)】
【 振 替 休 日 】


【午前】東京都千代田区永田町の公邸。来客なし。

【午後】2時53分、稲畑耕一郎早稲田大学教授。4時16分、宮本雄二駐中国大使、佐々江賢一郎外務審議官、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長。6時2分、公邸発。7分、東京・日比谷公園のフランス料理店「日比谷松本楼」着。貴代子総理夫人とともに胡錦濤・中国国家主席と夕食会。8時20分、日比谷松本楼発。23分、公邸着。


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【 政治家 誤録 & 異 見 ・ 斜 説 ・ 快 説 】

「先日、上野動物園のパンダ『リンリン』が死んだとの報に接し、大変残念だ。パンダは日本の皆さんに大変人気があり、日中友好のシンボルである。日本国民の『リンリン』への気持ちを理解している !!」
(胡錦濤・中国国家主席)


創業者が、「革命の父」辛亥革命で有名な孫文の日本亡命中に物心両面で援助したことでも有名な日比谷のフランス料理店「日比谷松本楼」で福田総理主催の歓迎夕食会に臨んだ胡錦濤・中国国家主席。

尖閣諸島領有、東シナ海ガス田問題、毒餃子事件そしてチベット騒乱に端を発した北京五輪聖火騒動と日本国内の中国感情は全くといっていいほど芳しくない !!

日本の政治家よりK.Yでない胡錦濤主席、日本側の機先を制して、パンダ貸与のお得意「動物外交」展開。

とはいえ、神戸の動物園は、「パンダ」年間貸与料が1億円とか、やはり中国人は商売上手。

何とかお得意(?)の外交で政権浮揚をと願う福田総理、日本国民の代表として日中両国懸案の問題をハッキリ決着すべし、場合によりペキン五輪開会式欠席も已む無しでは・・・・・。

古今東西、内政が混乱すると指導者は、外交に活路を見出すのが通例。

物分りよく大人しい外交ベタ、隣国お人好しお大尽を稀少動物エサに、『 自由なき弾圧覇権国家にスポーツの祭典を開催する資格があるのか !! 』という国際批判をかわすため訪問した国家指導者。

昔、池田勇人総理(当時)が、訪欧中にフランスで「トランジスターのセールスマン ?!」と揶揄されたが、これに倣えば胡主席は『 パンダ商談のセールスマン ?! 』といったところか。

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